掃除の回数も年に1回だけと決める必要はなく、たとえば春と秋にやって、年末は普段どおりの掃除、つまり小掃除で済ませるという方法もあります。 掃除もリフォームと同じで”自分とこ流”でいいのです。
掃除は完璧にやろうとするとキリがないので、毎月1か所ずつ場所を決めて小掃除する習慣をつければ、のちの掃除がずいぷんと楽になります。 そのためには普段から、雑巾や歯ブラシなどのちょっとした掃除用具を取り出しやすい場所に置いておきましょう。
そして思い立ったときに掃除をしておけば、汚れもはじめのうちはお湯で拭くだけできれいに取れるものです。 大掃除はあたたかい季節に済ませて、年末は余裕をもってお正月の用意をするのがよいのではないでしょうか。
場所別メンテナンスのコツ。 具体的な掃除法ですが、鉄則は「上から下へ」。
網戸や天井、照明カバー、ダンスの上、本棚の上、まず高いところにある物から下に移ります。 そしてダンスの後ろ、収納ケースの隙間、冷蔵庫のまわりなど、ふだん掃除しないところを重点的に掃除してください。
流し台の下も拭き掃除をし、そのあとは季節に関係なく、少し扉を開けて扇風機をあてましょう。 また、網戸は水をかけて洗いたいですね。
そのためにも、天気の良い日を選びます。 掃除を終えたら家の点検をし、ついでに電球の交換などもやっておきましょう。
下駄箱の扉はできるだけ通気性のある穴のあいた扉にしたり、ルーバータイプのものにするといいと思います。 棚板は自分の使いやすいように高さを調節してください。

お化粧は、水が使えて目薬やコンタクトレンズなども置ける洗面所でするのがいいですね。 また、チェストを置いて、下着や部屋着などを入れると便利です。
これから洗濯機を新たに買うなら、上部の平らなドラム式をおすすめします。 これを設置するときは、工事をして洗濯機の高さを上げておくと、使用時に腰を曲げずに作業ができます。
しかも上げたことで、下にバケツ置き場などの収納スペースができます。 また、体重計の置き場所も考えておくといいと思います。
本来、あるべきでない物が、一番集まりやすいのがリビングです。 だから掃除がしやすいよう、物はこまめに元の場所に戻し、いつでも人がそこでくつろげるように”気持ちのいい空間”を維持してください。
寝室の照明は心理的効果が大なので、人の顔が優しく見える電球色を使い、明るすぎないように注意します。 寝屋にカーテンをかけている場合は、とくにカーテンの洗濯をまめにしましょう。
というのは、人は寝ているときに一番埃を吸うからです。 私かリフォームで使う材料の多くは、ホームセンターで人手できる物ばかりです。

上手に利用すれば低額予算でリフォームができますから、参考までに、ここでホームセンターの利用法をいくつかご紹介します。 まず、どんな店でどんな商品を扱っているかを自分の目でリサーチします。
ふつうは店ごとに特徴があるので、たとえ同じ系列の店でも、立地条件や仕入担当者の品ぞろえで扱っている商品が違うことがあります。 サービス面でも、たとえば角材を切ってくれるとか、絨毯やカーペットも部屋に合わせて断裁してくれるとか、配送が無料か、また車を無料で貸し出してくれるかなど、いろいろなものがあります。
また、買い物をするとサービスポイントがつくポイントカードを発行している店もあります。 そして何よりも、店選びの決め手になるのが、相談をすると懇切丁寧に答えてくれる店員がいるかどうかということです。
次に自分のお気に入りの店をつくりましょう。 これはお医者さんのホームセンター版と考えればいいでしょう。
尋ねる店員が自分の”主治医”と考えて、わからないところを教えてもらいます。 これは賢い物選びをするために必要なプロセスですから、1つ1つのリサーチを決して面倒からないでください。
そのときの情報が、あとで皆さんの財産になるのです。 「あそこの店にこんな掘り出し物があったわよ」「こんな物を探しているならその店にあるよ」といったクチコミ情報が集まると、これはものすごい情報量になります。
さらに、時間をかけたり、交通費を払って行く価値があるかどうかをチェックします。 なかには近所の店で購入できる物もあり、これは病院選びと一緒で、上手な使い分けが必要です。
たとえていえば、地元の店は地域密着型の開業医、大型店・専門店は大病院といったところでしょうか。 どこにでも売っている物は近くで買うと時間のムダを省けます。
たとえば、押し入れ用の収納ケースを買うとしましょう。 収納ケースはサイズが5ミリ違っても入りませんから、買い物に行く前には、必ず押し入れの間口の正確なサイズを測ってから出かけましょう。

できれば常にメジャーを持ち歩くことです。 そして押し入れだけでなく、自分の家の間口や天井のサイズなどを正確に測って記録し、そのノートを常に持つようにします。
こうしておけば、たとえメジャーを忘れてもホームセンターで借りられますが、家の寸法を店員に尋ねるわけにいきませんから、くれぐれも寸法を測るのを忘れないでくださいね。 なぜ寸法を把握しておくことが必要かというと、目的の物を探している間に偶然、素敵な家具や収納グッズに巡り合うことがあるからです。
そこで、「冷蔵庫と米びつの間の隙間寸法はいくらだったかな?」と思っても、家までサイズを測るためだけに戻るほどの手間をかけられないときに、この覚え書きがあると助かるのです。 日頃のこうした準備があれば「このサイズでいけるな」と判断できますね。
リフォームを依頼されるときに、「どうしてもベッドがほしい」という方がいらっしゃいます。 ベッドは、買う前によく考えていただきたい家具の1つです。
つまり、ベッドを買ったはいいけれど、よく見たら部屋がベッドに占領されてしまって窮屈になり、かえって掃除しにくくなったりします。 こんなことがないよう、これはベッドに限らず暮らし全般にいえることですが、まず他の物で代用してみて、本当にそれがいるかどうかを確かめてから購入しても決して遅くはないのです。
そこで、代用ベッドのつくり方ですが、収納ケースを数個並べて土台をつくり、その上にコンパネを置いて布団を敷くだけで簡易ベッドのできあがりです。 仮りに、このベッドが部屋に不向きだったとしても、いつでも元へ戻せるので気楽にいろいろと試してみることです。

〈自分流簡易ベッド〉を使っているうちに、「やっぱりこれはちゃんとしたベッドがほしい」と思ったら、そこではじめて買えばいいのです。 電化製品は買い換えたほうがランニングコストが安くつく場合も生活は日々流れていますから、住んでいるうちに自分も年齢を重ねるし、生活状況、たとえば子どもの数が減って家族構成が変わったりします。
そのあたりのことも十分に考える必要があります。 以前は夫婦と子どもの家族だったのが、子どもがみな独立したあとは夫婦だけの生活に戻ります。
ちょうどいい機会なので、大量の水道代や電気代を使う電化製品は一度見直してもよいと思います。 最近では省子不型の製品も数多く出ているので、むしろ買い換えたほうがいい場合もあります。

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